エミー賞に輝くヒットメーカー、ディック・ウルフ製作総指揮の「シカゴ・メッド」は大ヒット“シカゴ”シリーズの最新作。シカゴの街で最も新しい医療センターの救急外来を舞台に、毎日が混乱の連続である現場で奮闘する医師と看護師とスタッフの活躍を描く緊迫と感動の救命医療ドラマ。
大胆で敏腕な外科医コナー・ローズ(コリン・ドネル)はシカゴ医療センター(シカゴ・メッド)に新任のフェロー(専門研修医)。救急外来のシニア・レジデント(後期研修医)である内科医ウィル・ハルステッド(ニック・ゲルファス)は名門大学出身で、シカゴ警察特捜班のジェイ・ハルステッド刑事(ジェシー・リー・ソファー)の兄。ハルステッドは10年間ニューヨークで医療に携わったのち、故郷であるシカゴに戻ってきた。職場でも私生活でも頼りになる男だ。精神科部長ダニエル・チャールズ医師(オリヴァー・プラット)は患者の精神状態には驚異的な洞察力を持ち、どんな分野でも桁外れの知性を発揮するのだが、私生活だけは天才的な知力が及ばないらしい。シカゴ・メッドの管理部長シャロン・グッドウィン(S・エパサ・マーカーソン)は皆の尊敬を集めている。医師と看護師には最高の医療を求める一方で、シカゴ最大の病院を運営するという大きなプレッシャーに屈せず、医師が最善の治療を施す余裕を持たせるだけの人間味を持ち合わせている。救急小児科医ナタリー・マニング(トーリー・デヴィート)は妊娠中で臨月なのに、患者に完全に精神を集中している。イーサン・チョイ医師(ブライアン・ティー)は海軍の軍医として活躍中に医療の道に進む決意を固めた。現在は予備役で、疲れを知らずに働くが感情に駆られることも多い感染症の専門医だ。医学部4年生であるサラ・リース(レイチェル・ディピッロ)は呑み込みが早い頑張り屋で、これまで勉学では苦労した経験がないが、医療の現場に入って初めて自分の未熟さを思い知らされることになる。エイプリル・セクストン(ヤヤ・ダコスタ)は切れ者で度胸があり直観に優れた看護師で、救急外来の活力源だ。医療センターの躍動感をこよなく愛し、誰よりも誠実だ。こうした全員が力を合わせて、勇気と熱い思いと最新の設備で、生死がかかわる救急医療と難しい倫理的な葛藤に取り組んでいく。現実の事件に題材を得て、緊迫の現場に繰り広げられる人間関係を織り込んだ最先端の救命医療ドラマが展開する。