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画質についてあらすじ
手塚治虫の代表作である『ジャングル大帝』は何度もアニメ化されていましたが、原作の第三部にあたる「月光石」の物語は一度もきちんと映像化されたことがありませんでした。
『ジャングル大帝 進めレオ!』はこの第三部をテレビシリーズとして映像化したものではありますが、対象年齢を低く設定した関係とスポンサーの事情があり、雪山でレオが人間ヒゲオヤジの命を守るため、自らの命を犠牲にする、という壮絶なクライマックスをハッピーエンドに変更していました。
つまり手塚治虫が本来描きたかったレオの自己犠牲によって、はじめて浮かび上がってくる「すべての命は平等である」というテーマを、今回の劇場版ではじめて映像化している、というわけです。
アメリカで作られた『ジャングル大帝』そっくりのアニメーションでは「命の循環」ということがテーマとなっていましたが、手塚マンガはその「サークル・オブ・ライフ」をすべての物語の基本設定として、そのさらに先にある「この宇宙にはたったひとつの生命しかない。だからこそ、すべての生命は平等で尊いのだ」というテーマを見据えていました。
あなたの生命は私の生命。レオの壮絶な死から、そんな『火の鳥』にも通じる手塚治虫の生涯のメッセージを読み取ってください。
『ジャングル大帝』の動画一覧
本編
死神と恐れられている三匹の無法者が現われる。レオでさえ彼らにはかなわなかった。倒れたレオを見て、マンディはマンディはレオの傷が治りしだい逃げだすことを主張する。しかし凶暴な敵に対し、逃げるだけでは問題の解決にならないと反論するココは、傷ついたレオを励まし、死神たちとのリターンマッチに向けて特訓する。
いたずら気分で乗り込んだ気球が空に浮かび上がってしまう。レオとテンパイトリオは喜んで空の旅を始める。が、うっかり盲目の老人が住む小屋に突っ込んでしまって…。
チミセット熊を求めて筏で川を下ったレオとクマスケは、嵐で川に投げ出される。ふたりはその災難のおかげでチミセットの赤ん坊ミゼットに会う。
レオたちはまだ見たことのない虹の谷に行きたいと話していた。それを聞いたケンイチは谷へと続くはずの道を調べに行くのだが、その途中で象のパグーラにつかまってしまう。助けに行ったレオにパグーラは、底なし沼で十日間泳ぎ通せば、虹の谷へと続く道を通してやろうと言う。
コンガの指揮する戦車隊、さらに野獣部隊がジャングルを強襲。奮戦もむなしく、レオたちは川の中州に追い込められ、ケンイチとヒゲオヤジは捕らえられてしまう。
人間に飼われていたターチの姉、ジェーンがジャングルに戻ってきた。ジェーンは女王さま気取りでレオたちが遊ぶ木のところに家を建てると言い出し、ジャングルは彼女の取り巻きと、レオに味方するマンディたちとの2グループに分かれて対立してしまう。
巨大なクモに襲われたレオは、森の奥のクモの巣につるされてしまう。逃げられないレオは危ないところを落雷に救われた。やれやれとジャングルに戻ったレオは、森中がクモの巣に覆われているのを見て仰天する。
象のジャンボが住むジャングルが赤い牙と呼ばれる火事で燃えてしまった。食べるものも住む場所も失ったジャンボたちをレオは、別の象のグループが縄張りにしている湿原に連れて行くのだが、エサ場を守るパグーラは「難民」の受け入れを拒否する。
マンドリルのキャンティ老の住む大木は、朝日を招く木と呼ばれていた。キャンティ老を見舞ったレオとマンディに、キャンティはこのすばらしい木が病気で苦しんでいる。治す方法をみつけてくれと頼まれる。
西の海から冒険をしてきたオットセイ、オットー。その恐れを知らぬ冒険の数々とオットーの勇気に感激したレオは、一緒に東の海へ行くと言い出す。
レオと姉のリョーナ、オカピたちは先祖の毛皮を大神殿に運ぶ途中で敵と遭遇し、戦っている間に大事な毛皮をいくつか川に流してしまう。それを聞いて怒ったリョーナとレオは喧嘩してしまう。その直後、リョーナが神殿で殺されたという知らせが届いた。
年老いて食物が手に入らず、つい赤ん坊を食べてしまった人食いライオン。彼は狩猟隊に追われてジャングルに逃げ込み、彼をかくまったマンディを、ココは彼を救えばジャングル全体が人間たちの攻撃にさらされると責める。そしてレオとマンディが老ライオンを逃がしたため、狩猟隊はジャングルを荒らし、火を放とうとする。