キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE
第1話 再開! 超人ワールドグランプリ
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あらすじ
悪行超人の乱入により、トーナメント本戦を前に一時中止となってしまった超人ワールドグランプリ。だが、トレーニングに汗を流していた超人たちの前に謎の女性が現れ、再開が近いことを告げる。彼女の言葉通り、間もなく超人ワールドグランプリは再開されたが、万太郎だけが本戦の組み合わせ抽選会場に呼ばれなかった。
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本編
観客を救うために攻撃を受け、ボロボロになったセイウチンは、クリオネマンの体内に閉じ込められてしまう。息もできず苦しむセイウチンに、容赦ない攻撃を加え、クリオネマンは勝利をおさめる。あまりにも非情なやり方に密かに闘志を燃やす万太郎は、キッドと共に、仲間の仇を討つためにリングに上がる。
デッドシグナルのトラフィックサインに、追い詰められてゆく万太郎。交通ルールに厳しいデッドシグナルに、万太郎はペンキでマットに交通標識を書くという奇策で対抗する。書かれた標識の通りに行動してしまうデッドシグナル。調子に乗る万太郎だったが、頼りのペンキが底をついてしまい…。
入れ替え戦の最終試合は、キッド対スカーフェイスの戦いだ。駆けつけた万太郎たちが見たのは、下馬評では絶対有利と言われながら苦戦するキッドの姿だった。規格外のパワーを持つスカーフェイスは、セオリーを無視しているにも関わらず、圧倒的優位のまま試合を進める。キッドは何とか反撃を試みるが…。
入れ替え戦一回戦を勝ち抜いた4人による、準決勝前のセレモニーが始まった。一期生でただひとり残った万太郎は、強者ぞろいの二期生に逃げ腰だ。ジェイドの姿は会場になく、その代わり、伝説超人のブロッケンJr.が現れる。ジェイドとの関係を尋ねられたブロッケンJr.は、ある過去について話し始める。
重傷を負い、生死の境をさまよう一期生の姿を見て、万太郎はいつも以上に闘志をみなぎらせる。勢いに押されるクリオネマンだったが、海上デスマッチという自分に有利な試合形式を生かして、万太郎をリング外の海へと叩き落とす。泳げない万太郎は、ただもがくことしか出来ない。絶体絶命のピンチを救ったのは…?
万太郎の反撃が始まった。対するクリオネマンは、冷気で周りの海ごと万太郎を凍らせるという荒業に出る。またしてもクリオネマンの体内に閉じ込められた万太郎は、ダメージの蓄積もあり、次第に意識を失ってゆく。だが、微かに聞こえてきた一期生たちの声援が、闘う魂をよみがえらせる!
準決勝の第二試合は、ジェイド対スカーフェイスという2期生同士の戦いだ。考え方がまるで異なる両者は、試合前から激しい火花を散らしている。試合直前、スカーフェイスはジェイドにデスマッチを要求してきた。挑発に乗ったジェイドだったが、マットをコンクリートに変えた瞬間、ブロッケンJr.の表情が一変する。
トラウマから立ち直ったブロッケンJr.のアドバイスによって、ジェイドも復活。一転して猛攻を開始する。それでも余裕を見せるスカーフェイスは、ウソの情報を与えてジェイドとブロッケンJr.の関係を断ち切る。そして怒りに我を忘れて攻撃が単調になったジェイドを捕らえると、命綱とも言うべき右腕を破壊する!
決勝戦も近いある晩、万太郎たち1期生の前にスカーフェイスが現れる。試合前の万太郎を気遣い、セイウチンとガゼルマンがスカーフェイスに挑むが、返り討ちにあって倒れてしまう。スカーフェイスの思惑通り、意気消沈する万太郎。しかし凛子の思わぬ一言が、万太郎にふたたび闘志をみなぎらせる!
序盤から速攻をかける万太郎だったが、スカーフェイスのパワーの前には通用しない。圧倒的な力の差を前に、万太郎はマットに横たわり、戦意を喪失してしまう。容赦なく攻撃を仕掛けるスカーフェイス。だが、これは万太郎の仕掛けた罠だった。万太郎は一気に、スカーフェイスをキン肉バスターの体勢にとらえる!
ケビンマスクの告白により、スカーフェイスの正体が暴かれる。彼こそ悪行超人マルスだったのだ。しかし委員長は試合続行を宣言。本性を現したスカーフェイスは、気絶した万太郎に容赦なくとどめを刺しにかかる。だが、意識のないまま、万太郎は攻撃をかわす。それは、ジェイドのドクロの記章が起こした奇跡だった。
スカーフェイスの猛攻にさらされる万太郎だが、キン肉バスターに変わる新必殺技のビジョンを次第につかみつつあった。だが、度重なるチャンスも生かすことが出来ず、新必殺技も不発に終わってしまう。そして、スカーフェイスの必殺技・アルティメットスカーバスターの体勢に固められてしまい…。
キン肉星に呼び出された万太郎は、長老たちから忠告を受ける。今までのように相手の攻撃を受けながら戦っていては、近い将来、体がボロボロになってしまうというのだ。そこでキン肉族が持つ火事場のクソ力を強化するべく、万太郎は3人の超人と戦うことになる。その3人とは…。
フォーク・ザ・ジャイアントとの戦いは、監獄デスマッチの形式で、お互いの持つランタンを手に入れて勝利を宣言するというもの。巨体のフォークに苦戦する万太郎だったが、犠牲になった人たちのことを思うと、いつも以上に闘争心が燃え上がる。思わぬ人物も試合を観に訪れていて…。
フォークとの戦いに勝利した万太郎は、火事場のクソ力を構成する三大要素のうち、「寛容」を手に入れる。次なるノーリスペクトの挑戦を受けて、京都へとやって来た万太郎。対戦相手ハンゾウの前に現れたのは、伝説超人のザ・ニンジャだった。ニンジャにとってハンゾウは、許すことのできない仇敵だったのだ。
ザ・ニンジャが死んでゆく姿を見た万太郎は、恐怖のあまり試合を放棄して閉じこもってしまう。だが、霊体となったザ・ニンジャの励ましで万太郎は恐怖を振り払い、形見の襟巻きを身につけてリングに向かう。そしてハンゾウに対峙した万太郎は、マットを畳にした畳リングデスマッチを申し込む。
ハンゾウにリングのロープをすべて切られ、万太郎は必殺技であるマッスルミレニアムを封じられてしまう。そのうえ、ハンゾウに必殺技の傀儡人形を使われ、完全に戦意を喪失してしまう。ハンゾウに顔を奪われるところを無意識のフェイスフラッシュで防いだものの、リング下の奈落に突き落とされ…。
3人目のノーリスペクトに呼ばれ、万太郎たちがやって来たのは沖縄のビーチだった。万太郎たちはレジャー気分で遊びだすが、恐るべき罠が用意されていた。突如として現れた最後のノーリスペクト、ボーン・コールドに、ミンチが連れ去られてしまったのだ。しかもボーンの用意したリングのマットは、石で作られていた!
万太郎はミートのアドバイスでピンチを脱出。それを見たボーンは、ミートの頭脳を封じるため、人質にしたミンチを殺されたくなければアドバイスをやめるよう脅迫する。ミンチの命を救うべきか? 万太郎の危機を救うべきか? 思い悩み、パニックに陥るミート。そんな彼を、ミンチが叱咤する。
ミンチは死んだと思われていた、ミートの実の父親だった。父の死を目の当たりにしたミートは泣き崩れ、万太郎のセコンド役を放棄してしまう。万太郎の危機を救おうと、代わってアドバイスを送るのは、キッドとチェックメイト。一方、ミンチの遺体から放れようとしないミートの前には、思いがけない人物が現れる。