もーれつア太郎(第2作)
第1話 桜吹雪に舞う赤い風船だ、ニャロメ!
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あらすじ
下町で八百屋"八百×"を営む×五郎とア太郎の父子は、息抜きの温泉旅行に出かけた。旅館は汚いし、主の息子・デコッ八のサービスも最低。それでも2人は、久々の水入らずの時間を楽しく過ごしていた。ぐうたらで占い好きの×五郎は、家に帰ったら真面目に働く決心をするが、思わぬ悲劇に襲われてしまう。
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本編
交番のダーン巡査が病気になった。大好きなピストルが乱射できず、七転八倒の苦しみだ。見舞いにいったニャロメは、面白がって制帽とピストルを拝借してしまう。後半は魚屋の主人が刺身用のタコに反撃され、金庫を持ち逃げされたという。そこで、ニャロメとデコッ八がその"ゲバダコ"捜査に乗り出すというお話。
幽霊になった×五郎が神様になる試験を受けた。だが、その課題は、役立たずの神様3人の更正という難題だった。ココロ一家やニャロメの協力を得て、新聞神、日本神、貧乏神の3人を教育することになるが、貧乏神の試験の内容は、とりついた家を心中に追い込むこと。デコッ八とブタ松一家は、心中する覚悟を決めるが…。
ダメ亭主と気が強い女房、そして赤ん坊のタマオという一家がいた。父親がパチンコに興じているスキにタマオを乗せた乳母車が公園に移動、それを捨て子と勘違いしたニャロメは、べしやケムンパスと力を合わせてタマオを育て始める。一方、ア太郎たちはタマオの両親を見つけだすが、無責任な夫婦には反省の色が見られない。
八百×と、少女トト子が経営する魚屋"魚○"は、下町でも人気の小売店。店主同士、ア太郎とトト子も仲良しだ。だが、スーパーの新設を計画するイヤミとダヨーンは、2店の関係を悪化させようと、お互いの悪口を二人に吹き込む。魚○と八百×がついに全面対決を迎える隙に、イヤミたちがスーパーのアピールを始める。
重症のケムケム病と診断されたココロは、喫煙すれば命がないと言われて禁煙中。ニャロメが、喫煙したら大型ペンチでココロの尻尾をはさむという監視役を買って出る。後半は、ニャロメが盲目の美少女ルリ子に恋をするお話。手術代が高くて治療を受けられない彼女のために、ニャロメは目を治してやると約束する。
ダヨーンが墓地でギャングに射殺された!? 目撃者のデカパンは怯えるばかり。ニャロメは憧れの女ガードマンにいいところを見せようと、自ら"ギャードマン"となって彼を護衛するが…。後半は、坐木大和バレーボール部の猛練習を笑ったブタ松一家が、試合に惨敗し、再戦のために特訓を受けるお話。
女性客を冷たく扱うことが商売繁盛のコツと聞き、実践しようとしたア太郎と、デコツ八が対立。しかもア太郎は、裏では可愛い女の子にサービスするというだらしなさ。ア太郎とデコッ八が張り合う中、ニャロメは女子高のサエコにメロメロ、ブタ松とココロも今川焼き屋のカコをめぐって恋の火花を散らしていた。
大金持ち・赤塚田家の御曹司フジマロとデコッ八は瓜二つ。二人は、ある日お互いの生活を入れ替える。自由に憧れていたはずのフジマロは世間知らずで、何をやってもトンチンカン。一方のデコッ八も乱暴になった言動を怪しまれていた。だが、フジマロのガールフレンド・トト子が、不良を退治した彼を見て夢中になってしまう。
金髪で青い眼の少女に一目ぼれしたデコッ八は、ニャロメと取り合いを演じてひと騒動。少女の名はスカーレット。万博で迷子になり、新幹線で東京へ来たという。彼女をアメリカに戻すために、デコッ八とニャロメがその旅費を稼ごうと競い始める。工事現場で働くデコッ八に対し、ニャロメは「ニャロメ大作戦」を展開する。
ニャロメが赤ん坊を拾った。捨て子や迷子の届けがないため、ニャロメは誘拐容疑で拘留されてしまい、かわりにア太郎たちが預かることに。ところがその夜から、幽霊が霧の深い道をタクシーで訪れるようになる。幽霊の噂はたちまち広がり、商売もあがったりに。その幽霊はひき逃げの不幸な被害者だった。
老いた母に食べさせたいと嘘をつき、ニャロメはデコッ八からメロンをせしめた。自由を満喫する彼は、ココロの作った月ロケットに乗る実験動物となる契約を交わしていた。ニャロメがメロンを届けられるよう、デコッ八が身代わりを申し出る。夕陽の沈むまでには戻ると、ニャロメは約束した。刻一刻と、その時が迫る…。
間違って仕入れた強力なネコイラズ入りジャガイモをココロが買って食べてしまったと知り、ア太郎は大慌て。ココロの余命はあと僅か。真実を隠しながら優しくココロに接するア太郎たち。だが、ネコイラズは失敗作で、効力はもともとなかったらしい。しかし製薬会社のイヤミが社の名誉のためにと、ココロの毒殺を企てる。
一度喰いついたら離れないというスッポンに、ココロが大事なところを噛まれてしまった。事態は悪化する一方だが、そのスッポンはまだ子どもらしい。後半は、精神科医を名乗る男が脱走した患者をさがしていると、患者がココロの家に逃げ込み、やって来たア太郎たちが2人の異様な行動に振り回されるお話。
拾った福引券で、香港旅行を当てたココロ。彼の荷物にニャロメが潜り込んだ。そんな彼らの乗った飛行機がハイジャックされた。犯人は気のいいヤクザの2人組だが、勲章を狙う機長のイヤミや、アクの強い乗客たちの行動によって、機内では悲喜こもごもの人生模様が展開されることになる。政府も犯人逮捕に動くが…。
八百×に泥棒が入った。取り押さえると、相手は写真を見せて大泣き。病気の妻を抱えた辛い生活だという。同情したア太郎たちは店で雇うことにするが…。後半は、大企業の社長・バカ塚の暗殺計画を副社長と殺し屋が練っているのを、ニャロメが耳にするお話。2人はニャロメをただのネコだと思い、密談を続ける。
文通相手のサユリとの結婚を決めたB助は、相手に会って、顔のひどさにびっくり。ココロはニャロメに彼女を押し付けようとする。ニャロメは彼女が気に入ったようだが…。後半は、ニャロメに憧れる少年マサ坊が現れ、心から尊敬していると言い出すお話。ニャロメはそのせいで、恥ずかしい真似が出来なくなる。
べしを食べたいと考える老紳士・ゲテ田。ニャロメは買収され、べしを彼の家に連れていこうとするも、べしの無邪気な様子に心を痛めて一計を案じる。後半は、ニャロメが空き地に埋められたトランクから大金を得て、羽振りがよくなるお話。彼は遺産が入ったと嘘をつき、町のみんなにご馳走をふるまうが…。
土地成金のドラ息子・金太に野菜をダメにされたア太郎。親の倍賞に文句を言うが、倍賞は金の力に物を言わせてア太郎を町から追い出そうとする。倍賞親子はニャロメと心を金で味方につけ、さらにブタ松に不満を持つ彼の子分まで手なずけようとしたため、金vs義理人情の町内を二分する大戦争が始まってしまう。
ココロに父親から、近々訪ねてくるというハガキが届く。捨て子で父の記憶がないココロは、再会に胸を躍らせる。ア太郎たちはタヌキの剥製に×五郎を乗り移らせ、イタズラを仕掛けるが…。後半は、人手不足に悩む中華料理屋・北京亭のお話。マスターはニャロメに出前の手伝いを頼むが、出前先が下町交番だと知って…。
ア太郎は、バスの車内で倒れたイヤミ老人を助ける。ところが彼は病気ノイローゼで、本当は健康だという。そこでア太郎はニセの天国をでっちあげることに。後半は、一見おとなしい老人だが、背中に入れ墨を彫った極道者のお話。彼の奥ゆかしさに魅せられたブタ松は、自分の背中にも飾りを入れて任侠を気取ろうとする。