必殺仕事人III
第20話 厄払いしたかったのは主水
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画質についてあらすじ
瓦版屋の正吉は、近頃江戸で評判になっている新興宗教の教祖・正胤のことを悪く書いた瓦版を売っていたため、信者たちに襲撃されることに。その瓦版を書いていたのは正吉の父・文三であったが……実は文三と正胤は、かつては兄弟分のゴロツキ仲間であった。
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まとめ買い
殺しを見たのは受験生 / 下駄をはかせたのは両替屋 / アルバイトをしたのは同級生 / 火つけを見たのは二人のお加代 / 夢の女に惚れたのは秀 / 女牢に目をつけたのは主水 / 捨て子をされたのは三味線屋の勇次 / 窓際族に泣いたのは主水 / 年末賞与を横取りしたのはせんとりつ / 子供にいたずらされたのは主水 / 恋の重荷を背負ったのは秀 / つけ文をされたのは主水 / 上役の期待を裏切ったのは主水 / 婦女暴行を見たのはおりく / 加代に死の宣告をしたのは主水 / 饅頭売って稼いだのはお加代 / 花嫁探しをしたのは勇次 / 月の船を待っていたのは秀 / にせ物に踊らされたのはせんとりつ / 厄払いしたかったのは主水 / 赤ん坊を拾ったのは三味線屋おりく / 湯女に惚れられたのは勇次 / ギックリ腰で欠勤したのは主水 / 三味線二重奏したのは勇次 / 殺しを見られたのは秀 / 嫁の勤めを果たしたのは加代 / 暴力塾生にいじめられたのは順之助 / 相撲取りに惚れられたのは加代 / 老眼鏡を買わされたのは主水 / スギの花粉症に苦しんだのは主水 / 全財産をなくしたのは加代 / 誘拐犯の娘に惚れたのは秀 / 囮になったのはおりく / 大名になったのは同級生 / 金融札に手を出したのはお加代 / ニセ占いで体力消耗したのは主水 / 芝居見物したかったのはせんとりつ / 淋しいのは主水だけじゃなかった
殺しを見たのは受験生 / 下駄をはかせたのは両替屋 / アルバイトをしたのは同級生 / 火つけを見たのは二人のお加代 / 夢の女に惚れたのは秀
女牢に目をつけたのは主水 / 捨て子をされたのは三味線屋の勇次 / 窓際族に泣いたのは主水 / 年末賞与を横取りしたのはせんとりつ / 子供にいたずらされたのは主水
恋の重荷を背負ったのは秀 / つけ文をされたのは主水 / 上役の期待を裏切ったのは主水 / 婦女暴行を見たのはおりく / 加代に死の宣告をしたのは主水
饅頭売って稼いだのはお加代 / 花嫁探しをしたのは勇次 / 月の船を待っていたのは秀 / にせ物に踊らされたのはせんとりつ / 厄払いしたかったのは主水
赤ん坊を拾ったのは三味線屋おりく / 湯女に惚れられたのは勇次 / ギックリ腰で欠勤したのは主水 / 三味線二重奏したのは勇次 / 殺しを見られたのは秀
嫁の勤めを果たしたのは加代 / 暴力塾生にいじめられたのは順之助 / 相撲取りに惚れられたのは加代 / 老眼鏡を買わされたのは主水 / スギの花粉症に苦しんだのは主水
全財産をなくしたのは加代 / 誘拐犯の娘に惚れたのは秀 / 囮になったのはおりく / 大名になったのは同級生
金融札に手を出したのはお加代 / ニセ占いで体力消耗したのは主水 / 芝居見物したかったのはせんとりつ / 淋しいのは主水だけじゃなかった
本編
夜の闇に紛れ、悪人たちを鮮やかに仕留める主水たち。ところがその現場を、偶然通り掛かった少年・西順之助に目撃されてしまう。ひとまず順之助を捕えた主水らだが、やはり若者を殺すのはどうにも寝覚めが悪い。主水は、ひとまず順之助を解放するが……。
両替商・分銅屋の奥女中・お袖は、相場師の与吉に騙されて五百両を貢ぎ、お縄になった。与吉は死罪、お袖は処払いの裁きを受けたが、彼女は己の恥を売り物にして湯女風呂勤めを始め、大評判に。与吉の女房・お力は、夫に恥を上塗りするお袖へ怒りを募らせる。
少年の変死事件が相次ぐ中、主水の家に「秘密をばらされたくなければ百両用意せよ」という脅迫状が。調査を開始した主水は、美少年を使った強請り一味が暗躍していることを知る。しかしその頃、順之助の同級生・周平に一味の魔の手が伸びようとしていた。
加代は、幼なじみのおかよと偶然再会。彼女は旗本の次男坊・新二郎と恋仲で、近々所帯を持つと嬉しそうに語る。ところがその直後おかよの家から火が出て、彼女は焼死してしまう。この火事に疑念を抱いた加代は、新二郎に縁談が持ち上がっていることを知り……。
御公儀御鏡師・矢野道斎の妻・お銀は、夫の弟子・道有と不義密通の関係にあった。一方作事方の役人・木田と河野は、賄賂の増額を道斎に要求するも、断られていた。道斎が邪魔なこの四者は結託し、偶然見つけた夢遊病の職人・秀を操り、殺させようと画策する。
捕縛術指南の実験台に奉行所へ連れて来られた女囚・お咲を、主水が女牢まで護送することに。ところが道中で、お咲は具合を悪くしてしまう。偶然通り掛かったおりくはお咲を介抱し、彼女が妊娠していることに気付く。だがお咲は、五年前から男子禁制の女牢にいるのだ。
ある晩勇次は、店先で捨て子を発見。その懐には勇次宛の手紙が入っており、赤ん坊の名前は「勇太」と書かれていた……。実はこの赤ん坊は、かつての勇次の弟子・お小夜の子であった。彼女には、赤ん坊を他所へ預けなければならない深い事情があったのだ。
大川に、鉄砲で撃たれた人夫の死体があがった。近頃噂される鉄砲密売組織の仕業と見た奉行所は、探索を開始。そんな中、主水の同僚の老同心・島田忠信の息子・信一郎が、岡っ引の平助を鉄砲で撃ち殺したかどで捕えられ、無実を訴えながら処刑されてしまう。
毎年入札によって決められる江戸城の畳替えは、安価ながら念の入った仕事からここ数年は畳問屋・泉屋が一手に引き受けていた。が、これにとって代わろうと考えた能登屋は、佐竹藩の江戸詰家老補佐・加島と同心・田山を抱き込んで、良からぬ策を張り巡らす。
釣り糸の先に一分銀を付け、拾おうとした大人をからかうという悪い遊びが子供たちの間で流行り、主水もこれに引っ掛かってしまう。そんな中、浪人・真辺紳之進がこの悪戯に遭い、怒りのあまり呉服商・伊勢屋の跡取り息子を叩き斬ってしまう事件が発生する。
押込み強盗事件が続発する中、秀を訪ねて上方からお六という娘がやって来た。秀は大坂にいた時分に彼女の父に世話になっており、久しぶりの再会に大喜び。一方加代は、秀の家に居ついてあれこれと世話を焼くお六に裏の仕事がバレやしないかと、気が気ではない。
江戸の町に義賊・暗闇小僧が現れ、人気を集める昨今。加代は狂言作者の伝吉と組んで、恋文の代筆業を始める。そんな中、伝吉が以前勤めていた南蛮商・長崎屋の娘・お波が、歌舞伎役者の山下菊弥に一目惚れ。彼女に頼まれ、伝吉は二人をひき合わせるが……。
主水は、タレコミ屋のチョロ松から「船宿・川波で花かるたの賭場が開かれている」というネタを仕入れた。さっそく踏み込む主水だが、川波にはそんな気配は全くない……。しかしその直後チョロ松が何者かに殺され、主水は「あのネタは本物だった」と確信する。
神田界隈で暴行事件が頻発する中、花街・湯島で半玉のおきぬが何者かに暴行された挙句、殺されてしまった。偶然現場を通り掛かったおりくと勇次は、逃げていった犯人は書生風の少年たちだったと証言。主水は順之助に相談し、各塾の探索を開始するのだが……。
江戸一番の呉服屋・越前屋の一人息子・清吉が急死。主の清蔵は、生まれてすぐに捨てた清吉の双子の兄弟を懸命に捜し始める。その子は今年十歳で胸に目印の痣があると聞き、加代は金目当てに男の子探しを開始。ところがその男の子は、意外にも加代の身近にいた。
江戸市中は、駕篭かきの三之助と駆け落ちしたという大奥女中・お光の噂で持ちきり。ところがそのお光は、三之助と共に秀や加代と同じ長屋に住み、正華院の助平坊主・頑天に体を売って暮らしていた……。しかしお光の一連の行動には、実は深い訳があったのだ。
女郎屋で眠っていた勇次は、隣の泊まり客・伍作の大声で目覚めることに。聞けばこの男、昨晩は伊勢屋という旅篭でお糸という娘と二人きりで祝言を挙げたはずなのに、目が覚めるとなぜか女郎屋にいたというのだ。成り行きから伍作の面倒を見る勇次だが……。
角兵衛獅子の子供たちと親しくなった秀は、月の船を待つ仲間に入れてもらうことに。子供たちは、いつか月から船が来て自分たちを救ってくれると信じて、毎晩月に向かって祈り続けていたのだ。秀は、子供たちの夢見る気持ちを大事にしたいと考えるが……。
骨董屋・陶雅堂が唐の古陶器を大量に発見して以来、江戸では骨董品が大流行。しかし陶雅堂が発見した古陶器とは、実は真っ赤な偽物であった。彼はそれらしい器を土の中に十年間埋めて古びさせ、茶の宗匠に書かせた箱書を付けて本物に仕立て上げていたのだ。
瓦版屋の正吉は、近頃江戸で評判になっている新興宗教の教祖・正胤のことを悪く書いた瓦版を売っていたため、信者たちに襲撃されることに。その瓦版を書いていたのは正吉の父・文三であったが……実は文三と正胤は、かつては兄弟分のゴロツキ仲間であった。