「Happy Birthday」の「第一話」をフル動画で配信中!
あらすじ
自分の誕生日が姉の命日だったため、今まで一度も 誕生日を祝われたことのない主人公トンマイ。17歳の誕生日を迎える日に、父親から初めてプレゼントをもらう。それは姉ターンナムの部屋の鍵だった。中に入ると、そこには亡くなったはずの姉が…。 自分が自殺した理由が思い出せず、生まれ変わることもできないという姉の話を聞き、唯一彼女の姿が見える自分が行動を共にすることで、自殺の理由を探し出そうとする。
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本編
自分の誕生日が姉の命日だったため、今まで一度も 誕生日を祝われたことのない主人公トンマイ。17歳の誕生日を迎える日に、父親から初めてプレゼントをもらう。それは姉ターンナムの部屋の鍵だった。中に入ると、そこには亡くなったはずの姉が…。 自分が自殺した理由が思い出せず、生まれ変わることもできないという姉の話を聞き、唯一彼女の姿が見える自分が行動を共にすることで、自殺の理由を探し出そうとする。
自殺の原因を思い出すため、制服を着てトンマイと一緒に学校に行くターンナム。自分の学生時代と変わらない風景や先生たちに懐かしさを覚える。
そんな中、国民的人気俳優のティーが、母校であるトンマイたちの学校にバラエティ番組収録でやってくることに! ファンの学生たちが騒ぐ中、昔ティーと付き合っていたターンナムは生前を思い出し切ない気持ちに。ティーは番組司会者に、「学生時代に恋人はいましたか?」と尋ねられ… 。
通学途中、ティーが昔住んでいた家に立ち寄るトンマイと幽霊のターンナム。当時を思い出し感傷に浸る姉に、トンマイは「ティーの事務所があるバンコクに、ティーに会いに行こう」と提案する。
トンマイは、学校の親友でティーの大ファンのノイナを誘いバンコクに向かう。ティーとの再会を楽しみにするターンナムは、一瞬姿を現したティーについ呼びかけてしまう。
ターンナムの最後の言葉が書かれた手紙を見つけてしまったティーはトンマイの家へ。
手紙の送り主であることを認めたトンマイの父は、ティーを激しく責め立て、追い返してしまう。その後、娘であるターンナムの死について口論するトンマイの父と母。
一方、ターンナムのテープに入った曲を聞きながら、酔いつぶれてしまったティーは、ターンナムの夢を見ながらとんでもない行動に出てしまう。
トンマイに助けられたティーは、朦朧としながらもターンナムの姿を目にしてしまう。
翌日、真相を確かめるためにトンマイを呼び出したティーは、衝撃的な事実を告げられる。帰宅したティーはターンナムとの想い出に浸り、彼の傍にいるターンナムも初めてティーと出逢った日のことを想い出していた。
生まれ育った故郷に戻ったティーは、マネージャーの説得にも応じることなく、とうとう引退報道をされるまでに。
一方、密かに想いを寄せるノイナとの関係がうまくいかず落ち込むトンマイを待っていたのは、ティーだった。ティーから聞かされた姉の秘密、ノイナのついた嘘にショックを受けたトンマイは、彼を待っていたターンナムに当たってしまい…。
親友であるトンマイに嘘をついてしまったことで、喧嘩になってしまうノイナ。仲直りしようとするが、トンマイに無視され、落ち込んでしまう。
母に姉のことを聞くトンマイだったが、いつもきちんと教えてもらえず、苛立ちを隠せない。
息子の心配をする母は、夫に、そろそろ話をしてあげるべきだと諭すが、「知る必要はない」と言われてしまう。
そんなある日、トンマイは、姉とティーの「本当の」関係を聞くことになる…。
学生当時、自分には彼女がいたが、同時期にターンナムとも付き合っていたとトンマイに告げるティー。
一方、両親と言い争いになってしまったトンマイは、誰も自分を愛してくれないと怒りを露わにする。
姉を自殺に追い込んだのはティーだと主張する父を、「どうやってわかるのか」と攻め立て、
ターンナムは自分の子供ではないという母に対しても強い言葉を放ってしまう。
行方が分からなくなっていたターンナムが戻ってくる。自分の死が家族の幸せを奪ってしまったと感じ、トンマイに謝るターンナム。
苦しむティーの気持ちを知ったトンマイ。姉と手を繋ぐことで憑依できる力を利用し、ティーとターンナムを引き合わせる。謝るティーに対し、あなたのせいではないと言うターンナム。 素直な言葉をぶつけ合ったふたりは、「トンマイに出会わなかったらこんな風に話せることもなかった」と、トンマイに感謝する。
ターンナムの本当の母・ワンがイギリスからタイに帰国する。娘を捨てた自分を責め続けていたワンだったが、10年以上経過した今、色々なことが落ち着き、ターンナムに会いたいと願っていた。
一方、ティーを心配したマネージャーが、バンコクから訪ねて来る。ティーはターンナムに会えたことから少しだけ気持ちに余裕がでてくるようになっていた…。
娘がもうこの世にいないことを知らないワンが、トンマイの家を訪ねて来る。
ターンナムが死んだことを知りショックを受け、チェットを責めるワンだったが、チェットもまた、抱えきれない怒りをワンにぶつける・・・。
マネージャーとご飯を食べた帰り道、泣きながら歩くターンナムを目にしたティー。母が戻ってきたことに衝撃を受けて涙するターンナムを抱きしめるティーだったが、マネージャーの目には、ティーがトンマイを抱きしめているようにしか見えず、ふたりは引き離されてしまう。
父もまた苦しんでいるということを知ったトンマイは、父に姉を引き合わせる。 ターンナムは、号泣する父に対し、自分と同じように弟も愛して欲しいとお願いする。
トンマイの母・オーンは、娘の死を受け入れられないワンを訪ねる。母親としての気持ちを共有し、心に寄りそうことで、互いを受け入れようとする…。
ターンナムとの別れが近づいていた。
苦しんでいたのはターンナムだけではなく、それぞれが支え合いながら悲しみを乗り越えようと努力していた・・・。
ノイナとギクシャクしていたトンマイだったが、互いに素直な気持ちをぶつけあい、前に進もうとする。