ソヌ建設の会長の息子チャ・ジウォン(イ・ジヌク)と、ミン・ソンジェ(キム・ガンウ) は幼い頃から一緒に育った大親友。だがソンジェは、ジウォンのフィアンセ、マリ(ユ・イニョン)への想いとジウォンへの敗北感に苛まれていた。会長であるジウォンの父の力でソヌ建設に入社したソンジェは成果を急ぎ過ぎて不正に手を染めてしまう。タイの地で会長に問いただされ、必死で謝罪するソンジェ。その目の前で、会長は何者かに射殺されてしまう。父の死を知って駆け付けたジウォンに、ソンジェは会長が麻薬中毒だったと告げる。ソンジェの話に納得できず、独自に調査を始めたジウォンが核心に近づいた途端、殺人犯に仕立て上げられてしまう。ジウォンはタイの街で出会った韓国人女性のスワン、父の知人だったNGO団体代表、ジリョンの手を借り出国を目指すが、襲撃されてしまう。
――5 年後、ソヌ建設の社長の座とマリを手に入れ、幸せを謳歌していたソンジェの前に、死んだはずのジウォンが姿を現し、父を殺した犯人を探すために再び動き出すのだった…!